私たち日本人は、古くから信仰の対象として、多くの神々と密接に関わりあってきた歴史を持っています。
全国各地の神社では、年間を通して様々な祭祀が執り行われていますが、各個人や家庭においても多くの関わりがあるものです。
安産祈願・初宮参り・七五三・受験の合格祈願・交通安全・厄払いなど、様々な理由で神社へ参拝をされる方もおられるでしょう。
あまり神社に足を運ぶことにない方であっても、正月を迎えれば初詣に行き「御守り」を受けたことがある方が大半ではないでしょうか。
また、神社(神道)に関わる行事も多岐に渡ります。
初詣に行ったり、門松の設置や鏡餅のお供え、節分やひな祭りなど、日本人であれば非常に馴染みの深い行事も多いものです。
しかし、これほど身近な神社のこと、そして日本の神々の事について、多くの人が「あまりよく分からない」という現状があります。
ここでは、日本人のあるべき心の原風景でもある神社の「基礎知識」を図解や写真、イラストなどを用いて分かりやすく解説しています。